(ペットの)ヨツユビハリネズミってどんなハリネズミ?
アフリカハリネズミ属に属し、ハリネズミの中で唯一、後ろ足指が4本であることを特徴とします。ヨツユビハリネズミ(ピグミーヘッジホッグ)、といってはいますが、
ペットとして流通しているハリネズミは実際には純粋なヨツユビハリネズミではなく、
同じアフリカハリネズミ属のアルジェリアハリネズミと交雑しているそうです。
(その事は針色等から推察できるそうですが、具体的にどういうことなのかは私は把握していません)。
ですので、以下、このサイトに書かれている「ハリネズミ」「ヨツユビハリネズミ」は、
学術的な、純粋種としての「ヨツユビハリネズミ」ではなく
「ペットとして流通している通称「ヨツユビハリネズミ」」について書いてあると思っていただければと思います。
アフリカハリネズミ属という名のとおり、アフリカ原産で、
ユーラシア大陸のハリネズミに比べ、小型で冬眠しないといった特徴があります。
飼育下では成体で、20cm、400gほど。両手のひらでちょうどいいくらいのサイズです。
もちろん個体差がありますので、小さい子なら300gを切り、
おでぶちゃんだと800g以上にもなるようです。
飼育下での寿命は3年がひとつの山場である印象を受けています(寿命についてはまた後ほど)
ソルト&ペッパーと言われる黒白の針、黒いマスクの子が「ノーマル」とされますが
アルビノの子、またかけあわせで作られたさまざまな針色が見られます。
色についても詳しくはまた後ほど。