• ペットとしての特徴
  • 大きさ・スペース
  • 鳴き声・音
  • 匂い・トイレ
  • 性質
  • アレルギー

  • (c) 2013 raco

    ハリネズミを特徴付けているのはなんといってもその体表に生えた針です。
    写真などで見てもいかにもとげとげとしていますが、
    実際のところどんな感触なのかは触ってみないことにはわからないですよね。
    ものすごくとがっていて痛かったり、
    ある種のサボテンのとげみたいに触れると刺さって抜けにくかったり
    逆に、実は案外見掛け倒しでやわらかかったりするのでは?とか
    人によっていろいろ思っているかもしれません。

    個人的には、見た目どおりの感触のように感じています。
    硬さとしては、魚の骨くらいでしょうか。
    刺さると、かなり痛いです。
    とはいえ、刺さるというほどのことになることは滅多にあるものではありません。
    怒りんぼな性格の子なら、手を近づけると威嚇して針を立てながら頭突きしてきたりもしますが
    あたってもせいぜいちくりとするくらいのことでしょう。
    (そういう攻撃的なところのあるこの場合は針より、噛まれることを警戒したほうがよさそうです。
    ずっと痛いですから…)
    完全に丸まってうにのようになったときも、
    慣れていれば、素手で抱き上げることができます。
    ちくちくしますが、そっとかかる重みを分散させながら持てば
    ちくちくして不愉快、程度で、わざわざ手袋をするほどのことでもありません。
    (人によっては針に触れると蕁麻疹等の皮膚症状が出ることがあるので注意です)

    人に触れられることにあまり抵抗のない子なら
    針を立てることなく抱っこさせてくれますので
    痛い思いをすることはほとんどなく、やわらかいふにふにとしたお腹の感触を楽しむこともできます。

    そんな感じで、ハリネズミの針は、過度に恐れる必要のあるものではありません。
    分別のある大人なら、針を立てた状態の子を足の上に落とした といった特殊な事態を除けば
    抜け針に注意が必要な程度でしょう
    抜け針も、普通は床に横に転がりますから、踏んでも刺さるようなことはないのですが
    床にラグなどが敷いてあると、針が立った状態になってしまうことがあり
    それを踏んでしまうととっても痛いです。
    ハリネズミに部屋の中を散歩させたりする予定のある人は注意が必要です。

    ハリネズミの針は大人になったあとはあまり抜けません。
    子供から大人になる過程では抜け代わりがあるのでそれなりの量が抜けます
    また、ダニなどの影響で大量に抜けてしまうこともあります。

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