飼育書
ネットにもいろいろ情報はありますが
玉石混合な部分もありますし
きちんとまとまったものが手元に一冊あると便利ですし
安心でしょう。
基本的には
「ザ･ハリネズミ｣ 大野瑞絵著 誠文堂新光社
一択でしょう。
現在ハリネズミに関する唯一の飼育書ですし、
ちょっとお高めですが、内容的にも一通り網羅されていて
偏った意見でもなく、（私とは違う考え方のところもありますが)
よくまとまっていて、好感が持てる本です。
持っていて損はないと思います。
(ちなみに我が家のマーガレットさんの写真も載っています）
ザ･ハリネズミが出版される前は
「ハリネズミクラブ｣ 長坂拓也著 誠文堂新光社
が、唯一の飼育書として、そして絶版図書になっていて
皆苦労して手に入れたりしていましたが
こちらは今見れば内容的に古く、問題のある部分もありますし
ボリューム的にもザ･ハリネズミを大幅に下回りますので
今となっては、積極的に手に入れねばならないようなものではありません。
かつてはプレミア価格になっていましたがザ･ハリネズミの出版後は
普通の古本程度になっているようなので、
見かけたらコレクターズアイテムとして持っていていいかとおもいます。
また、昔出版された「小動物の飼い方」系の本の中の一節に
｢ハリネズミの飼い方」が載っているものもいくつかあるようです。
このようなものについて古本屋でいくつか読んでみたことがあるのですが
お勧めの餌の中に「ウサギ用ペレット｣なんぞが書いてあるものも見たことがあるくらい
とんでもな物がありますので
そういうトンでも記述を集めたい、という人でなければ
ほぼ目を通す価値はないと思います。
まぁ、｢ハリネズミを飼いたい｣と思って
ネットで調べてみて「飼えそう。やっぱり飼いたい!｣と思ったら
とりあえず「ザ･ハリネズミ｣を買いましょう。
そういうことです。